「Javaブラウザプラグイン」がついに廃止へ、Oracle決断の背景は?まず非推奨、将来的に廃止へ(1/2 ページ)

Oracleは、JavaのWebブラウザ用プラグインをまず非推奨とし、将来的に廃止する計画だ。その背景には、Webブラウザの進化やWebを取り巻く脅威の拡大がある。

2016年09月29日 12時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]

関連キーワード

Java | Oracle(オラクル) | API | セキュリティ


画像 Javaプラグインが廃止に向かうことで、開発者は対処が求められる《クリックで拡大》

 OracleはJavaの開発・実行環境「Java Platform, Standard Edition」(Java SE)の将来のリリースで、Webブラウザ用のプラグイン(以下、Javaプラグイン)を廃止する。これは業界全体の動向に沿った措置だ。主要なWebブラウザの大半で、プラグインサポートが打ち切られようとしている。

 セキュリティ問題が後を絶たない一方で、Web技術は進化を続ける。こうした中、Oracleを含むベンダーや開発者は、従来のプラグインに代わる技術を探している。

相次ぐWebブラウザの“プラグインフリー”化

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

次世代生成AIで優位に立つのはMeta? Google? それともマスク氏のあの会社?
生成AI時代において、データは新たな金と言える。より人間らしい反応ができるようになる...

news183.jpg

GoogleからTikTokへ 「検索」の主役が交代する日(無料eBook)
若年層はGoogle検索ではなくTikTokやInstagramを使って商品を探す傾向が強まっているとい...

news160.jpg

B2B企業の市場開拓で検討すべきプロセスを定義 デジタルマーケティング研究機構がモデル公開
日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構は、B2B企業が新製品やサービ...