複雑怪奇なハイパーコンバージドインフラの選択作業は険しい道のりになる。ベンダーの膨大なラインアップに圧倒されず自分たちにベストな製品を選ぶために必要な「検討のガイドライン」を紹介しよう。
HCI(ハイパーコンバージドインフラ)のベンダー製品の選択肢は非常に多く、新製品も続々と市場に登場している。自社に最適なハイパーコンバージド製品の選定は気が遠くなるような難題だろう。
そこで、この記事ではHCIベンダーが提供する製品を7つの基準で評価する。評価において重要なのは、HCIの目的を把握しておくことだ。それは、コンピューティングアーキテクチャとストレージアーキテクチャの簡単な導入と運用開始だ。HCIには拡張性を制限したシンプルな構成のモデルもあれば多様な拡張性を備えるモデルもある。中には、データベースアクセス、仮想デスクトップインフラ(VDI)、サーバ統合など特定用途に特化したモデルも存在する。
多くのHCIは、コンピューティング、ストレージ、ネットワーク機能を組み合わせた自社製のアプライアンスか、他社製アプライアンスを提供している。ただし、Hewlett Packard Enterprise(HPE)は例外で、同社が構築したサーバでHPEのソフトウェアを組み合わせて1つのHCIとしている。なお、今回取り上げた製品のベンダーは、そのほとんどが中小企業から大企業に至るあらゆる規模の企業をサポートしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
長年にわたり強力かつ安全な基盤であり続けてきたメインフレームシステム。しかし今では、クラウド戦略におけるボトルネックとなりつつある。ボトルネックの解消に向け、メインフレームを段階的にモダナイズするアプローチを解説する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...