2016年11月04日 08時00分 公開
特集/連載

3Dプリンタがかき乱す業界Computer Weekly製品ガイド

この技術は新興企業による試作品のモデル作成や、サプライヤーによるサプライチェーンコストの削減を支援している。

[Danny Bradbury,Computer Weekly]

 3Dプリンティングの市場は今や50億ドル規模に成長した。だが今後4年間でさらに8倍に成長し、その成長の大部分は大企業や産業界が占める。これは同技術に多大な潜在的可能性を見込むアナリストの予想だが、CIO(最高情報責任者)には何をもたらすのか。

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 「現在、この技術は普及の真っただ中にある」と話すのは、米投資会社ARK Investの業界イノベーションアナリスト、ターシャ・ケニー氏。

 3Dプリンティング分野はコンシューマー分野の不振のために落ち込み、ドル安の影響で産業分野の売り上げも伸び悩んだ。だがそれは変遷期にある市場の状況であり、3Dプリンティングには複雑さとは無縁という恒久的なメリットがあるとケニー氏は見る。射出成形のような、従来型の技術ではかなわなかった部品1つだけの印刷も、3Dプリンタを使えば可能だ。

 「GEは3Dプリンティングを利用してLEAP(Leading Edge Aviation Propulsion)エンジンのための燃料ノズルを製作している。この部品はかつて18の部品からできていたが、3Dプリンティングを使えば1つにできる。これなら強度も大幅に増す。他のケースでは、材料を変更できればコストを削減できるだけでなく、重量も軽減する。これは航空宇宙などの分野では重要だ」(同氏)

進化する技術

 3Dプリンティング技術は産業分野では数年前から存在していたが、愛好家やメーカーの3Dプリンティング市場が伸び始めると、広く注目されるようになった。これは加熱したノズルを使って物体を層として印刷し、時間をかけて形成する熱溶解積層法(FDM)技術によって支えられている。層をそれぞれの上に精密に重ねるのは難しいため、一般的には物体の細部は完全ではない。

 次に来るステレオリソグラフィー(SLA)とデジタルライトプロセシング(DLP)は、

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