欧米の中堅・中小企業(SMB)が今後1年間に、紙ベースの業務プロセスを積極的にデジタル化しようとしていることが、Xeroxのレポートで明らかになった。SMBのペーパーレス化の動向を紹介する。
欧米の中堅・中小企業(SMB)の81%が今後1年間に、ドキュメントワークフロープロセスから紙を減らすことを目指しており、そのためにこうした企業の多くがデジタル化に取り組もうとしていると、Xeroxの最近の調査で分かった。
この調査は、米国と欧州のSMBのオーナーおよび経営幹部1000人超を対象としたもの。回答者の46%が、紙主体の日々の業務プロセスで時間を浪費していると考えている。SMBの多くは、紙ベースのプロセスをデジタル化することが、この問題を解決する正しいアプローチだと判断している。回答者の28%はデジタル化の取り組みを実施していると答えており、37%は取り組みを開始したばかりだとしている。12%は、今後1年間にプロセス変更に着手するという。だが、SMBの5社に1社は、紙ベースのプロセスをデジタル化したいと考えているが、紙を使わずに済む選択肢や製品を知らずにいる。
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