中堅・中小企業にとっての「痒いところに手が届くクラウド事業者」とは何か?必要なのは技術なのか、手厚いサポートなのか

クラウド市場がAWS、Azure、Googleの独占状態にあることは否定できない。だが一部の企業にとっては、小規模あるいは地元のクラウド事業者のサポートを得る方が魅力的なこともある。

2017年01月05日 15時00分 公開
[Alan R. EarlsTechTarget]
イメージ ユーザー企業がクラウド事業者を選ぶ基準はさまざまだ《クリックで拡大》

 エンタープライズ市場は、幅広いサービスと魅力的な価格体系を提供する一握りのハイパースケールクラウド事業者に集約される傾向が強まっている。だがそうした大手は一部の企業、特に中堅・中小企業がクラウドを最大限に活用するために必要とするスピーディなサポートや手厚い手助けを提供できないこともある。

 そうした市場ニーズを念頭に、小規模クラウド事業者独自のスタイルのクラウドコンピューティングには依然として需要がある。当面そのトレンドが消えることはなさそうだとアナリストは言う。

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