予測の範囲は大きく異なるものの、アナリストとベンダーの予測が完全に一致をしていることがある。それは、これから数年の間にネットワークに接続しているIoT(モノのインターネット)のデバイス台数が大幅に増えることだ。2020年までに増える予測範囲は200億〜500億台と幅広い。数値に対して控えめという表現が適切かどうかはさておき、Gartnerは200億台と控えめな予想を立てている。最終的な台数が何台になろうとも、その数が膨大であることに変わりはない。
これは楽観的で出来過ぎた話であるように思えるかもしれない。だが影の側面もある。それは、セキュリティ問題と前代未聞のサイバー犯罪の脅威だ。場を盛り下げて、明るく輝かしいデジタル世界に向けた技術的な進歩を悪者扱いしたいと思う人はいないだろう。だが、この事実を公然と無視するのは、あまりにも稚拙な対応だ。
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