多忙な教員にとって、学校が新しく導入したシステムの使い方を学ぼうという気持ちには、なかなかなれない。ある学校は、教員がシステムの使い方を楽しく学べる仕組み作りに取り組んでいる。
「スカベンジャーハント」(ごみ集め競争、注)は、米国では幅広い年代が知っている遊びだ。南米コロンビアのある学校はスカベンジャーハントを応用して、教員にセルフサービス型のビジネスインテリジェンス(BI)レポート作成ソフトウェアの操作を覚えてもらう取り組みを進めている。
※注:渡されたリストに書かれている品物や事柄を、金銭で購入する以外の方法で収集したり実行したりする競技のこと。
「大勢の講師がこの研修に参加して、皆が(BIツールを)快適に使えるレベルにまで習熟度を高めた。もはや早期適用者のフェーズは脱しつつある」。コロンビアの首都ボゴタにある私立学校Colegio Nueva Granada(コレヒオ・ヌエバ・グラナダ)で評価データアナリストを務めるオルガ・ポリアコフ氏は、こう話す。小学校から中学校、高等学校までを含む同校では、学習者は米国とコロンビアの高等学校の卒業資格を同時に取得することができる。
スカベンジャーハント形式の研修は、同校の教員が常に多忙であり、新しいシステムの使用方法を学ぶことが難しい実情を踏まえて導入した。ポリアコフ氏は、この研修を教員にとって楽しく有意義なものにしようと努力した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
サイバー攻撃の脅威から自社を守るには、従業員のセキュリティ教育を効率的・効果的に行い、一人一人の意識を向上させることが重要だ。その実践を“自動化”でサポートするサービスを取り上げ、機能や特徴を紹介する。
技術系キャリアを検討する女子生徒は増加傾向にあるものの、全体的に見た割合は十分ではない。IT分野が女子生徒から敬遠されてしまう理由とは。
オンライン教育の導入により、教育機関はさまざまな場所に存在する学習者の主体的な学習を促し、評価する必要に迫られた。その有力な手段となり得るデータ分析の取り組みを事例と共に紹介する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を契機にオンライン教育が普及した。これに伴い、教育活動で収集するデータの分析や活用に教育機関が頭を悩ませている実態が浮き彫りになった。
学生や教職員など多様な立場の人が関わる大学で、誰もが満足するIT製品・サービスを導入するのは至難の業だ。テネシー大学の事例から5つのこつを紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...