iPhone X、iPad Proを一段上のビジネスマシンに変える「iOS 11」新機能7選管理機能だけではなく、AR開発や機械学習も

「iOS 11」は、IT部門がAppleデバイスの管理や、マルチタスク処理機能に変更が加えられている。これらの変更により、同OSは企業にとって一段と使い勝手が良くなっている。

2017年12月15日 05時00分 公開
[Matt SchulzTechTarget]

関連キーワード

iOS | Apple | iPad | Mac | MDM(モバイルデバイス管理)


画像 ひそかな、しかし確実に役立つ機能7選

 Appleの「iOS 11」のエンタープライズ機能は、従来のバージョンと比べて画期的に進化しているわけではない。だが、幾つかの機能はIT部門担当者やビジネスでiOSを利用する人にとても役立つだろう。7つのトピックに絞り、解説する。

DEPの利用制限を緩和

 iOS 11のエンタープライズ機能の最も重要な変更は、「デバイス登録プログラム(DEP)」の機能が、AppleやApple販売パートナーから購入したAppleデバイスだけでなく、全てのAppleデバイスで利用できるようになったことだ。この変更は、Appleデバイスを他のルートで購入する企業や、従業員に私物の「iPhone」「iPad」「Mac」の業務利用を認めている企業にとって役立ちそうだ。

tvOSへのDEP、MDMの完全対応

 恐らくiOS 11の新しいエンタープライズ機能の中でも最も有用と思えるのは、モバイルデバイス管理(MDM)とDEPでのApple TV用OS「tvOS」に完全対応したことだ。Apple TVは、Appleデバイスから会議室のモニターにコンテンツを表示するためのツールとして存在感を増している。MDMとDEPでの完全対応により、管理者は、自動設定を使ってApple TVをセットアップできる。エンタープライズ向けtvOSアプリを構成したり、AirPlayのような機能を制限したりすることもできる。

「ファイル」アプリの実装

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。