音声コマースは主流になる? Alexaなど音声デバイスの未来に2つの意見まだブームは起きていない

新しいレポートによれば、AmazonのAlexa対応デバイスを使って買い物をする人はそれほど多くない。音声コマースに関するレポートの内容および企業が音声コンピューティング技術をどう使っているかを紹介する。

2018年08月29日 05時00分 公開
[Brian HolakTechTarget]

関連キーワード

Amazon | eコマース


Amazon Echoは人々の買い物行動を変えるのか(出典:Amazon.com)《クリックで拡大》

 音声コマースはブームになるだろうか。The Informationの新しいレポートによると、現時点でまだブームは起きていないものの、そのために音声コンピューティングの成長が鈍化することはなさそうだと専門家は指摘している。

 レポートは、Amazonの社内統計について説明を受けた2人の話として、Alexa対応デバイス(主にAmazonの「Echo」シリーズスピーカー)所有者のうち、2018年に入ってこれまでに音声で買い物をした人は約2%にとどまると伝えている。実際にAlexaを使って音声で買い物をした人も、約90%は再び買い物をしようとはしなかったという。

「音声のみで買い物」は非現実的

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...