大規模な情報漏えいが発覚し、サービスを終了することになった「Google+」はどこへ向かうのか。
Googleは、50万人近いユーザーのデータが流出していながらその事実を公表しなかったことが発覚していた「Google+」の一般ユーザー向けサービスを終了し、法人顧客向けのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に重点を絞ると発表した。
Googleのエンジニアリング担当副社長ベン・スミス氏によると、一般ユーザー向けのGoogle+は10カ月かけて段階的に終了し、新機能の追加は法人向けバージョンに絞る。
「われわれの検証の結果、Google+はエンタープライズ製品とする方が適していることが分かった。セキュアな法人向けソーシャルネットワークを利用すれば、同僚との社内ディスカッションができる」。スミス氏はブログにそう記した。だが法人向けのGoogle+を売り込むのは難しいかもしれない。
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