チームコラボツールは「全社で1つ」か「部門ごと」か ベストプラクティスは?IT部門の管理方法も異なる

チームコラボレーションツールを導入する方法は、ユニファイドコミュニケーション(UC)の戦略とユーザーのニーズによって異なる。導入にはどういう選択肢があり、どういうメリットとデメリットがあるだろうか。

2019年04月18日 05時00分 公開
[Katherine FinnellTechTarget]
画像

 チームコラボレーションツールの人気が高まっている。自社のワークフローと連携するビジネス用メッセージツールやコラボレーションツールを求める従業員の根強いニーズが、その背景にある。コラボレーションベンダー各社が、ビデオ会議などの多様な機能をツールに追加するに従い、こうしたツールへの重要が増えている。

 例えばSlack Technologiesの「Slack」、Microsoftの「Microsoft Teams」、Cisco Systemsの「Cisco Webex Teams」、Facebookの「Workplace by Facebook」など、さまざまなチームコラボレーションツールがある。こうしたツールをどのように導入するかは、ユニファイドコミュニケーション(UC)とコラボレーションに対する各企業の全体戦略によって決まる。

2種類に大別できるチームコラボレーションツール

 チームコラボレーションツールは通常、UCツールとの連携を前提としない「スタンドアロン型」と、UCツールと連携したりUCツール自体に組み込まれていたりする「統合型」の2種類がある。スタンドアロン型は部門ごとに個別のツールを導入する場合、統合型は全社で単一のツールを導入する場合に選択される傾向がある。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...