アプリケーション仮想化製品は一般的に、仮想アプリケーションの配信方法に応じてサーバベース方式とクライアントベース方式の2種類がある。その主な違いはデータの場所だ。
「アプリケーション仮想化」製品は、アプリケーションの配備や管理を効率化するために、仮想化したアプリケーションを配信する。アプリケーション仮想化製品は、仮想アプリケーションの配信方法によって、大きく2種類に分類できる。一般的なのが、サーバベース方式とクライアントベース方式だ。どちらにも長所と短所がある。
サーバベース方式の場合、仮想アプリケーションはデータセンターのサーバ内に常駐する。クライアントベース方式では、仮想アプリケーションはユーザーデバイスのローカルに置かれる。どちらの方式を選択するかは、ビジネス要件で判断することになる。
大半の企業は、一元管理型のサーバベース方式のモデルを導入している。これはIT部門が、仮想アプリケーションからのデータ漏えいを防ぐために、ユーザーによるデータのコピーを制限する機能を必要としているためだ。データ漏えいの危険は、ユーザーがデータを自由にコピーできるような運用に潜んでいる、という認識に基づく。
どちらの方式のアプリケーション仮想化製品を導入する場合でも、必要とするユースケースに応じて適切な判断が下せるよう、あらかじめ十分に調査し、テストする必要がある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。
なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...
業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...