会議文化が変わってきている。従業員が臨機応変に会議をするために、フォーマルな役員用会議室よりもハドルルーム(少人数向け会議室)を好むようになったからだ。背景には、職場の人員構成や文化の変化がある。
インターネットメディアや雑誌などの記事で、「ミレニアル世代(注)が廃れさせる役員用会議室での会議」といったタイトルを見たら、それは最近の会議文化における変化の一端しか伝えていないことに注意する必要がある。ミレニアル世代の台頭は、会議の場が役員用会議室から、小さなハドルルーム(少人数向け会議室)に移ってきた一因だ。ただしコラボレーションやリモートワークにおける優先順位の変化も、ハドルルームの利用拡大というトレンドに拍車を掛けている。
注:1980年代から1990年代半ば(または2000年代初頭)に生まれた世代。
市場調査会社のFrost & Sullivanによると、世界の企業に設けられているハドルルームは3200万室以上に上る。ハドルルームがここまで増えた要因の一つは、ミレニアル世代が職場に入ってきたことだ。米国労働省労働統計局によると、2030年には、ミレニアル世代は全労働者の75%以上を占める見通しだ。
こうして従業員の人員構成が変わるとともに、コラボレーションニーズやハドルルームのトレンドも変わってきている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...