IEモード以外の「Edge」新機能「プライバシーコントロール」「Office連携」とはより企業向けに進化する「Microsoft Edge」【後編】

Webブラウザ「Microsoft Edge」次期バージョンの強化点は、「Internet Explorer」の互換モードだけではない。他の主要な2つの強化点を紹介する。

2019年06月07日 05時00分 公開
[Jesse ScardinaTechTarget]
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 前編「『Microsoft Edge』で『Internet Explorer』向けアプリが動く『IEモード』とは?」では、MicrosoftのWebブラウザ「Microsoft Edge」次期バージョンの主要な新機能として、Webブラウザ「Internet Explorer」(IE)向けのレガシーアプリケーションを実行できる互換モード(以下、IEモード)を紹介した。

 Microsoftは開発者向け年次カンファレンス「Microsoft Build 2019」で、IEモードの他にEdgeの2つの新機能も発表した。1つ目はプライバシーコントロールを向上させる機能で、エンドユーザーのWebでの行動をサードパーティー企業が追跡するレベルを調整可能にする。2つ目は生産性を高める機能で、WebブラウザのタブやWebページの情報を整理し、オフィススイート「Microsoft Office」(以下、Office)に書き出せるようにする。

プライバシーコントロール機能

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