2019年08月01日 10時05分 公開
特集/連載

Slackで発生した「12時間以上の大規模障害」を振り返る上場の陰で問題が頻発

2019年6月28日、Slackが障害に見舞われた。大きな接続問題が起きたのは、2019年に入ってこれで5回目だ。同社はこれまでのところ、原因について詳細を明らかにしていない。

[Jonathan Dame,TechTarget]
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 2019年6月20日のSlack Technologies(以下、Slack社)上場から約1週間後の同月28日、同社のコラボレーションサービス「Slack」が12時間以上にわたって部分的にダウンした(注1)。一部の顧客はメッセージ送信などの作業ができなくなった。同社によると、Slackの障害は同日に一部のサーバが「利用不能」になったことが発端だった。その日のうちに「別の問題がサーバの負荷を増大させ」(同社)、事態はさらに悪化した。

※注1:Slackは2019年7月29日にも一時ダウンした(現在は復旧)。

 サーバが利用不能になった原因について、Slack社は明確に説明せず、「別の問題」とは何だったのかについても明言を避けた。同社はAmazon Web Services(AWS)社の同名クラウドサービス群に大きく依存しているが、問題がAWS側にあったのか、それともSlack側にあったのかについても明らかにしなかった。

 Slack社公式サイトの情報によると、この障害が原因で、ピーク時にはメッセージの送信やファイルのアップロードといった作業の10〜25%ができなくなった。午後になると約30分の間、一部のユーザーがSlackに一切アクセスできなくなった。合計すると、サービス障害は2019年6月28日午前4時半から午後7時20分まで続いた。

Slackだけが悪いのか

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