「Latitude 5400 Chromebook Enterprise」と「Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」は、「Latitude」シリーズのハードウェアに「Chrome OS」を備えた、ビジネスユーザー向け「Chromebook」だ。
DellとGoogleが、ノート型デバイス「Chromebook」のユーザー体験を職場でも提供するために提携した。提携に基づくDellの新しい「Latitude 5400 Chromebook Enterprise」と「Latitude 5300 2-in-1 Chromebook Enterprise」が、Googleの新しい法人向けChromebook「Chromebook Enterprise」の第1弾だ。
この2モデルはDellのWebサイトによると、「安全でシームレスなChrome Enterprise」を搭載し、「クラウドネイティブの体験」を実現する。2モデルともIntelのプロセッサ「Intel Core」の第8世代(ハイパフォーマンスモデルの「Core i7」まで選択可能)と最大32GBのメインメモリを搭載する。
DellとGoogleの提携の狙いは、DellのノートPC「Latitude」シリーズのハードウェアのパワーおよびセキュリティと、GoogleのOS「Chrome OS」のスピードを組み合わせて提供することにある。
Chromebookは長年、教育市場で人気がある。プロセッサやメインメモリ、ストレージといったハードウェアリソースのスペックを抑えており、価格が安いからだ。Dell、HP、Acer、ASUSTeK Computer、Lenovo、Samsung ElectronicsがChromebookを製造している。ただしChromebook Enterpriseの第1弾となる今回の2モデルは、必ずしも安さを売りにしているわけではない。
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