小売りグループJohn Lewis Partnershipは、オンライン企業との競争が激しくなっている分野のビジネスプロセスを自動化した。生産性の向上とコストの削減が目的だ。
小売りブランドのJohn LewisとWaitroseを擁する同社は、Blue Prismのロボティックプロセスオートメーション(RPA)技術を導入し、手作業で行ってきた繰り返しの多いプロセスを自動化。さらに開発者チームを備えた卓越した研究拠点(センターオブエクセレンス)も設置した。
同社は既に、RPAによるソフトウェアロボット(デジタルワーカー)を60台使って40個のビジネスプロセスを自動化している。この自動化したプロセスを財務、人事(HR)、サプライチェーンなど、さまざまな部門で利用している。John Lewis Partnershipで自動プログラムの責任者を務めるクリス・ギャレット氏によると、これまで約500万ポンド(約6億6000万円)のコストを削減し、より価値の高い有意義な仕事にスタッフの時間を回せるようになったという。
RPAが選択肢に浮上したのは、同社が生産性を高める方法を模索していたときだと同氏は話す。
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