市場調査会社Vanson Bourneが従業員1000人規模の企業でデジタル変革(DX)を担当する責任者(450人)を対象に調査を行った。その結果、DXのボトルネックはレガシーデータベースにあることが明らかになった。
Couchbase(訳注)が「Can architects meet the demands of the digital age?」(アーキテクトはデジタル時代の需要を満たすことができるか)として公開しているレポートによると、ITアーキテクトは野心的なDXの規模を縮小しているという。
訳注:CouchbaseはNoSQLデータベース「Couchbase Server」の開発企業。本記事はこの点を念頭に置いておく必要がある。
Couchbaseによると、企業の具体的な目標とは関係なく、多くのDX戦略ではコネクテッドデバイスが重要なコンポーネントになっているという。その例は、製造ラインの効率を追跡することからスマートフォンでのシームレスな操作性を提供することまで多岐にわたる。
ところが80%のITアーキテクトが、モノのインターネット(IoT)やモバイルアプリケーション/サービスに対する野心的な戦略の規模を縮小しなければならなかったと報告している。その理由はデータの利用に課題があるためだ。その理由を理解して対処しない限り、変革は難しいとCouchbaseは警告している。
データの課題が生じる理由の一つは、レガシーなリレーショナルデータベース(RDB)を利用していることにあるとCouchbaseは指摘している。
Couchbaseでエンジニアリング部門のシニアバイスプレジデント兼CTO(最高技術責任者)を務めるラビィ・マユラム氏は次のように語る。
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