独立性の高い小規模のサービス(マイクロサービス)を組み合わせる「マイクロサービスアーキテクチャ」に基づいたアプリケーション(以下、マイクロサービスアプリケーション)開発では、アプリケーション全体を一度に作成してプロビジョニング(本番環境に配備)することはない。特定の機能を実現するマイクロサービスを必要に応じて組み合わせるので、モノリシック(巨大な一枚岩)のアプリケーションよりも簡単に機能を追加したり更新したりできる。
マイクロサービスアーキテクチャのメリットは自動的に生まれるわけではない。メリットを引き出すためには、以下の3つの項目を重視する必要がある。
開発者は、全てのマイクロサービスを包括するディレクトリを設ける必要がある。このディレクトリに含めるマイクロサービスは、オンプレミスかクラウドかを問わない。開発ツールはこのディレクトリと連携し、各マイクロサービスを拡張機能のように利用できるようにしなければならない。これを可能にするプロビジョニングツールの例としてはサーバ設定管理ツール「Puppet」、継続的インテグレーション(CI)ツール「Jenkins」、ソースコード管理ツール「GitLab」などがある。
必要なマイクロサービスを適切なタイミングで利用できるようにするオーケストレーション機能も必要だ。プロビジョニングツールの中にはオーケストレーション機能を持つものがある。コンテナオーケストレーションツール「Kubernetes」のようなオーケストレーションに主眼を置いたツールの導入を検討するとよいだろう。
コロナ禍における「ご自愛消費」の現状――スナックミー調査
「ご自愛消費」として最も多いのは「スイーツやおやつ」で全体の68%。その他、ランチ38...
正月三が日のテレビ視聴は過去10年間で最高値――ビデオリサーチ調査
正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年...
KOLやKOCによる口コミを創出するために必要なこと
中国向けにマーケティングを行う上で重要なのが口コミである。口コミには友人・知人間で...