導入したロボティックプロセスオートメーション(RPA)製品に満足している企業がある一方、RPA製品のグローバル展開に時間がかかり、すぐには成果が得られなかった企業もある。両社の違いを生んだ要因とは。
ある大手化学メーカーは、「Microsoft Excel」のマクロ機能に依存状態だった業務プロセスを改善し、全社レベルで自動化するために「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)製品を導入した。従業員1万5000人の業務を支える販売注文システムの処理プロセスにRPA製品を使用して、事業部門のエンドユーザーが各自のデスクトップでソフトウェアロボットを使えるようしている。導入したRPA製品のアップデートによって使い勝手も向上し、同社はおおむね満足しているようだ。
RPA製品を導入したある大手電機メーカーも、初期段階の小規模な導入プロジェクトは順調な滑り出しを見せた。社内に170個のソフトウェアロボットを実稼働させるという成果につなげたものの、グローバル展開で壁にぶつかった。ソフトウェアロボットの導入数が伸びなかったのは、事業部門からの導入提案を、RPA導入チームが拒否したケースがあったからだという。
本資料は、RPA製品を導入したある2社の対照的な事例を紹介する。RPA導入がうまくいかなかった事情とは。
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