世界的な被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症に対抗するため、さまざまなデータ分析ツールベンダーが分析に役立つツールやデータを提供している。こうした取り組みに懐疑的な専門家もいる。それはなぜか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、状況を把握するための支援策として、さまざまな分析ツールベンダーがデータ分析に役立つリソースを提供している。前編「新型コロナでTableau、SAS、Qlikが無料提供したデータ分析ツールとは?」はTableau Software、SAS Institute、Qlik Technologiesの取り組みを紹介した。
他にもログ分析ツールベンダーSplunkは、インストール不要の分析ダッシュボードを公開している。Google傘下でデータ分析モデルのコンペティションサイトを運営するKaggleは、情報提供用のWebページを作成した。グラフデータベースベンダーのTigerGraphは、新型コロナウイルス感染症に対抗する企業向けに自社サービスを無償提供している。
このような分析ツールベンダーによる取り組みにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の拡大を実際に遅らせ、阻止する上でこうしたベンダーが果たす役割について、アナリストは懐疑的だ。
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