世界的な被害をもたらしている新型コロナウイルス感染症に対抗するため、さまざまなデータ分析ツールベンダーが分析に役立つツールやデータを提供している。こうした取り組みに懐疑的な専門家もいる。それはなぜか。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、状況を把握するための支援策として、さまざまな分析ツールベンダーがデータ分析に役立つリソースを提供している。前編「新型コロナでTableau、SAS、Qlikが無料提供したデータ分析ツールとは?」はTableau Software、SAS Institute、Qlik Technologiesの取り組みを紹介した。
他にもログ分析ツールベンダーSplunkは、インストール不要の分析ダッシュボードを公開している。Google傘下でデータ分析モデルのコンペティションサイトを運営するKaggleは、情報提供用のWebページを作成した。グラフデータベースベンダーのTigerGraphは、新型コロナウイルス感染症に対抗する企業向けに自社サービスを無償提供している。
このような分析ツールベンダーによる取り組みにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の拡大を実際に遅らせ、阻止する上でこうしたベンダーが果たす役割について、アナリストは懐疑的だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
デジタル化が進む中で、企業が競争力を維持するには、柔軟かつ迅速な分析体制を構築し、データドリブンな意思決定を実現することが不可欠だ。本資料では、その分析体制の構築を支援するクラウド型のデータ分析プラットフォームを紹介する。
Excelやスプレッドシートを用いて社内のデータを管理している企業は少なくない。しかし、それにより、データの閲覧や管理、共有などにおいて問題が発生している企業も多い。データ活用を加速するためには、どのような体制が有効なのか。
データ基盤はさまざまな恩恵をもたらすが、複雑な環境でメリットを最大限に引き出すには、コストやパフォーマンス、セキュリティの最適化が欠かせない。そのカギとなる「オブザーバビリティ(可観測性)」をどう実現すればよいのか。
データの可視化/分析をサポートするツールとして定評のあるBIツールだが、導入したものの活用できていない企業は意外と多い。その理由を確認するとともに、解決策として注目したい「チャットBI」の機能やメリットを詳しく解説する。
データ活用が当たり前となる一方、データの品質を確保できておらず、「元データに問題があっても気付けない」「ユーザーが問題を解決できない」といった悩みを抱える企業は多い。これらを解決する鍵となる「可観測性」を高める秘訣とは?
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...