2021年07月29日 08時00分 公開
特集/連載

人事管理分野で注目度急上昇の「グラフデータベース」複雑な関係性をデータ化

エンティティーの関係性に着目して管理・分析可能にするグラフデータベース。この技術が人事管理分野で注目されているという。

[Amy Holder,Computer Weekly]
iStock.com/Dilok Klaisataporn

 人事に関する世界的なインフルエンサーであるジョシュ・バーシン氏は、人間を中心とする人事の新たな基盤としてグラフデータベースに可能性を見いだしている。この根拠はどこにあるのか。

 人事技術に関するバーシン氏の最新の寸評によると、人事専門職の中で最も急成長している分野としてピープルアナリティクス(People Analytics)を挙げており、4分の1の企業がこの役割を導入しているという。

 ピープルアナリティクスとは、人事データベースを作成することを意味する。ただし、このデータベースは単なる組織図ではなく実際の日々の関係と役割を反映する。バーシン氏がこのデータベースを実現するための有望な方法としているのがグラフデータベースだ。

実際のビジネス能力に注目

 グラフデータベースは、エンティティー間の複雑なネットワークとその相互関係を効率的にモデル化する。そのため、従業員の関係性を理解するのにグラフデータベースを利用することが増えている。いずれにせよ、明確な構造が必要だ。明確な構造がなければ上司への報告、承認、役割の割り当てを管理することはできない。その結果、構造の変化や人事異動のために複雑な組織図の概略や柔軟な枠組みを用意することになる。

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