「セルフサービス分析」ツールを選定する際に「機能だけで選ぶと失敗する」という専門家の声がある。どういうことなのか。何を基準に選べばよいのか。
ベンダーはユーザー企業の事業部門にSaaS(Software as a Service)を販売することもあれば、IT部門にオンプレミス製品を販売することもある。どちらを選ぶにせよ、データの確実な利用と適切なデータガバナンスを実現するために、IT部門が導入に関与するのが一般的だ。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の初期段階にある企業は「包括的な事前構築済みのSaaSを利用するのが適切だ」と、調査会社ABI Researchでリサーチアナリストを務めるカテリーナ・ダブロバ氏は指摘する。ダブロバ氏によると、企業内でDXの取り組みが進み、分析機能やデータ管理機能に対するニーズの上昇が目立つようになると、カスタマイズの度合いやベンダーロックインの可能性が重要な考慮事項になる。
エベルソン氏は顧客に対して「特徴や機能だけに基づいてベンダーを選ぶべきではない」と警告する。あるベンダーが独自の機能を導入しているとしても、その独自性が長く保たれることはないためだ。むしろ、同氏は他の種類の基準に注目することを勧める。
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