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NVIDIAがVMware「vSphere」向けのAIソフトウェア群を発表 何ができるのか?
NVIDIAはAI技術を使ったアプリケーションをVMwareのサーバ仮想化ソフトウェアで動かすための新製品を発表した。ユーザー企業は何ができるようになるのか。
NVIDIAは、VMwareのサーバ仮想化ソフトウェアでAI(人工知能)技術を使ったアプリケーションを運用するためのソフトウェア群「NVIDIA AI Enterprise」を発表した。これに合わせてVMwareが発表した、サーバ仮想化ソフトウェアの新バージョン「vSphere 7 Update 2」で利用できる。
仮想マシンで機械学習モデルの構築を高速化
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NVIDIA AI Enterpriseを使うことで、ユーザー企業は機械学習などのAI技術向けに最適化したNVIDIAのビデオカード「A100 Tensor Core GPU」の処理性能を、vSphere 7 Update 2による仮想環境で引き出すことが可能になる。
NVIDIAとVMwareは2020年9月、AI技術分野で提携することを明らかにした。ユーザー企業のデータセンターにおいて広く採用されているVMware製品による仮想環境で、AI技術によるアプリケーションを高速に動かせるようにすることが狙いだ。
ユーザー企業はNVIDIA AI Enterpriseを使用することによって、医療診断システムの高機能化や金融サービスにおける不正検知など、AI技術を活用したさまざまな製品やサービスを開発できる。
「今回の発表まで、AI技術を活用するには独自の手法をユーザー企業自らが構築しなければならなかった」と、NVIDIAのバイスプレジデント兼エンタープライズおよびエッジコンピューティング担当ゼネラルマネジャーを務めるジャスティン・ボイターノ氏は説明する。ユーザー企業はNVIDIA AI Enterpriseを使うことで、VMware製品を導入している既存のインフラをAI技術向けに最適化して使えるようになる。
これまでAI技術を使ったアプリケーションは、GPU(グラフィックス処理ユニット)の処理性能を最大限生かすために、物理サーバで動かすことが多かった。これに対して、NVIDIA AI Enterpriseは複数の仮想マシンでGPUのリソースを共有しつつも、物理サーバと同様の処理性能を発揮することができるという。さらにボイターノ氏は、「NVIDIA AI Enterprise を使用すれば、機械学習モデルの構築時間を80週間から8週間まで短縮できる」と説明する。
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