2021年06月03日 08時00分 公開
特集/連載

バックアップシステム刷新――コストメリットがないのに満足の理由テープからディスクへ

ある企業がテープバックアップからディスクバックアップに移行した。コスト的なメリットは得られなかったものの満足しているのはなぜか。同社が解決したかったものとは何か。

[Antony Adshead,Computer Weekly]
iStock.com/klmax

 グリーティングカードおよびギフトメーカーのIG Design Groupはテープバックアップを廃止してNAKIVO製品に移行した。その結果、バックアップウィンドウ(バックアップを実行する時間)と復元時間が短縮された。

 同社は米国、英国、オーストラリア、オランダ、中国にオフィスを構える多国籍企業の一部だ。

 IG Design Groupのコアアプリケーションは2つのERPと製造サポート、財務、生産性スイートだ。また約50人のデザイナーがAdobe製品を使っている。

 それまで使っていたテープはバックアップウィンドウが長く、特に仮想化環境への復元が難しかった。これが大きな問題だったと話すのは、IG Design Groupのマイク・ハリス氏(グループITマネジャー)だ。

 「メインサイトの完全バックアップに2週間かかっていた。増分バックアップでも数時間かかった」

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