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米防衛関連企業がランサムウェア「Conti」に感染 身代金の要求額は?
ランサムウェア「Conti」に米国の防衛関連企業BlueForceが感染した。BlueForceとの交渉の中で、攻撃者は身代金をいくら要求したのか。
米国の防衛産業の請負業者BlueForceが、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)「Conti」による攻撃を受けた。BlueForceへの攻撃は、マルウェア分析ツール「Hatching Triage」で取得したサンプル(検体)で明らかになった。サンプルは米TechTarget傘下のフランスのメディア企業LeMagITが取得し、TechTargetのセキュリティ取材班に共有した。
Contiのサンプルには、BlueForceのシステムをContiに感染させたと主張する、攻撃者からのメモが含まれていた。
ビットコインで身代金を要求
攻撃者によるメモは、次のような内容だった。
全てのデータをContiによって暗号化した。周知のように(知らない場合はGoogleで検索せよ)、われわれのソフトウェアが暗号化したデータは、われわれに直接連絡してこない限り、いかなる方法でも復元できない。データリカバリーのソフトウェアを使用すると、ファイルが破損する可能性がある。試す場合は、重要ではないデータで試せばよい
メモには、攻撃者と会話するためのチャットへのリンクがあった。攻撃者は2021年4月9日付のメッセージで、被害者に対し「交渉の準備はできたか」と尋ねた。そのメッセージから約2週間がたったとき、被害者だと想定される人物が「ファイルが暗号化されているので助けてほしい」と返信した。それに対して攻撃者は身元を明かすように要求した。同年5月6日付のメッセージで、助けを求めた人物は自らを「BlueForce」と名乗り、次の手順について質問した。
それを受け、攻撃者は17ビットコイン(米国時間の2021年5月6日時点で約96万9000ドル相当)の身代金を要求するとともに、攻撃の証拠としてBlueForceのシステムから盗み出した複数のデータを示した。それ以降、チャットは更新されていない。
Contiが最初に報告されたのは2020年半ば頃だ。他のランサムウェアと同様に、データを暗号化して「身代金を支払わなければ盗んだデータを公開する」と脅迫する。2021年1月には英国のアパレル企業Fat FaceがContiによる攻撃を受けて身代金を払った事件があった。
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