「ランサムウェア」が全攻撃の8割に、特定のポイントとは? Sophosの調査からTechTarget発 世界のITニュース

セキュリティベンダーのSophosがまとめた報告書によれば、大多数の攻撃は身代金を要求するランサムウェアに関するものだった。ランサムウェア攻撃を特定するためのポイントは何か。

2021年06月24日 05時00分 公開
[Alexander CulafiTechTarget]

 セキュリティベンダーのSophosが2021年5月18日(現地時間)に公開した報告書「The Active Adversary Playbook 2021」によると、同社が1年間に検出した攻撃の80%以上はランサムウェア(身代金要求型マルウェア)に関連するものだった。

 Sophosはセキュリティに関するオンラインイベント「RSA Conference 2021」で、報告書の具体的な内容を発表した。同社は2020年から2021年初頭の1年間で検出した81件の攻撃について、ハッカーが被害者のシステムに滞留していた時間や、遠隔にあるコンピュータのデスクトップを操作するための通信プロトコル「RDP」(リモートデスクトッププロトコル)を介した攻撃の状況などを分析した。

調査で判明、ランサムウェア攻撃かどうかを見分ける“あの要素”

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

news130.jpg

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

news099.png

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...