セキュリティベンダーのSophosがまとめた報告書によれば、大多数の攻撃は身代金を要求するランサムウェアに関するものだった。ランサムウェア攻撃を特定するためのポイントは何か。
セキュリティベンダーのSophosが2021年5月18日(現地時間)に公開した報告書「The Active Adversary Playbook 2021」によると、同社が1年間に検出した攻撃の80%以上はランサムウェア(身代金要求型マルウェア)に関連するものだった。
Sophosはセキュリティに関するオンラインイベント「RSA Conference 2021」で、報告書の具体的な内容を発表した。同社は2020年から2021年初頭の1年間で検出した81件の攻撃について、ハッカーが被害者のシステムに滞留していた時間や、遠隔にあるコンピュータのデスクトップを操作するための通信プロトコル「RDP」(リモートデスクトッププロトコル)を介した攻撃の状況などを分析した。
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