2021年06月10日 05時00分 公開
特集/連載

いまだ続く医療機関のランサムウェア被害、主な標的は病院ではない?ランサムウェアが病院に及ぼす危機【第1回】

コロナ禍の最前線に立つ医療機関は、ランサムウェアという“もう一つの危機”に直面している。ハッカー集団は「攻撃しない」ことを表明しているが、実情はどうなのか。

[Alexander Culafi,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に広がる中、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃を仕掛ける複数の集団が「パンデミック(世界的大流行)中は病院をはじめとした医療機関を標的にしない」と表明した。そのランサムウェア攻撃集団の1つが「Maze」だった。

 Mazeは2020年3月発表のプレスリリースで「パンデミックが収束するまで、あらゆる種類の医療機関に対する攻撃を停止する」と発表した。ところが表明の直後に、治験専門機関Hammersmith Medicines ResearchのデータがMazeのオペレーターによって不正公開された。このオペレーターは表明の数日前に同社を攻撃していた。2020年5月にも同じオペレーターが、形成外科医2人のデータを不正公開している。

「ランサムウェア被害の医療機関」は必ずしも「病院」ではない?

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