「汎用人工知能」(AGI)が意思決定を助ける“AI参謀”になる日「汎用人工知能」(AGI)のビジネス利用の展望【中編】

機械が人と同じように会話する世界はまだ訪れていない。AGIがそれを実現に導く可能性がある。ビジネス活用の視点でみればそれは、企業の意思決定を支援する“AI参謀”の誕生を意味する。

2021年07月15日 05時00分 公開
[Ronald SchmelzerTechTarget]

関連キーワード

機械学習


 現在のチャットbotでは、人とのスムーズな会話はまだ大きな課題だ。今の自然言語処理(NLP)システムは話し言葉や書き言葉を幅広く処理できる。ただし、その基盤となるAI(人工知能)技術には限界がある。チャットbotや音声アシスタントシステムが人に役立つ応答を返せるようにするには、会話の流れや用語、言葉遣いなどを人力でコード化しなければならないことが一般的だ。

AGIが実現する“AI参謀”とは

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news076.jpg

2025年のバレンタインのトレンドを購買実態から分析 「カカオショック」の影響は?
読売広告社は、ショッパーインサイトの食品ID-POS購買行動データベース「real shopper SM...

news078.jpg

生成AIへの期待値の変化 DeepSeek台頭がマーケターに突きつける課題とは?
AI 生成の広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス結果重視で非...

news128.png

2024年に視聴者が検索したテレビCM 2位は中国のあのEVメーカー、1位は?
2024年にテレビCMを通して視聴者が気になりWeb検索したものは何だったのか。ノバセルが発...