「汎用人工知能」(AGI)が意思決定を助ける“AI参謀”になる日「汎用人工知能」(AGI)のビジネス利用の展望【中編】

機械が人と同じように会話する世界はまだ訪れていない。AGIがそれを実現に導く可能性がある。ビジネス活用の視点でみればそれは、企業の意思決定を支援する“AI参謀”の誕生を意味する。

2021年07月15日 05時00分 公開
[Ronald SchmelzerTechTarget]

関連キーワード

機械学習


 現在のチャットbotでは、人とのスムーズな会話はまだ大きな課題だ。今の自然言語処理(NLP)システムは話し言葉や書き言葉を幅広く処理できる。ただし、その基盤となるAI(人工知能)技術には限界がある。チャットbotや音声アシスタントシステムが人に役立つ応答を返せるようにするには、会話の流れや用語、言葉遣いなどを人力でコード化しなければならないことが一般的だ。

AGIが実現する“AI参謀”とは

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...