「Windows」「Linux」「macOS」向けのアプリケーション開発が可能なオープンソースのアプリケーション開発・実行環境が「.NET」だ。「.NET 5.0」以前の.NETは「.NET Core」という名称だった。Microsoftが中心になって管理しており、「Visual Basic」「C#」「F#」などのプログラミング言語を用いたアプリケーション開発環境を提供する。
.NETを用いたアプリケーション開発では、次の機能を実現するクラス(データや操作をまとめた「オブジェクト」の設計図)を利用できる。
.NETは、パッケージのバージョンを追跡、更新するためにパッケージマネジャー「NuGet」を使用する。NuGetが管理対象にするパッケージは、複数アプリケーションが利用可能な汎用(はんよう)機能を収めたDLL(ダイナミックリンクライブラリ)ファイルを中心に構成されている。実現したい機能に応じたDLLファイルをパッケージに含めることにより、開発者はコーディングを効率化可能だ。
開発者はNuGetを使うことで、複数バージョンのDLLファイルを管理し、必要に応じてパッケージを更新できるようになる。NuGetはパッケージインストール時に、依存関係を解消(必要な他パッケージをインストール)したり、競合を解消(正しいバージョンのパッケージをインストール)したりする。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
「パーソナライゼーションエンジン」 売れ筋TOP10(2022年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品の国内売れ筋TOP10を紹介します。
2022年の「値上げ」に対する消費者の意識と行動――日本インフォメーション調査
消費者はどのような商品・サービスに値上げを実感し、どう対策しようとしているのでしょ...
TikTokのとてつもない稼ぎ力 急成長の秘密は?
TikTokの広告収入はTwitterとSnapchatのそれを足し合わせても追い付かず、近い将来はYouT...