Appleデバイスは決して安価ではない。そうしたデバイスを購入できるほどの余裕があるAppleファンには、どのような贈り物が喜ばれるのだろうか。ギークの意見によると、さほど高くない“ある贈り物”が候補になる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が2022年で終わるかどうかは、議論の余地がある。こうした中、米TechTargetのギーク(技術オタク)のほとんどは、2022年に対面会議のための出張を再開させた。リアルのカンファレンスも再開が相次ぎ、総じて盛況だった。
「移動を支援するITの必要性が高まっている」と、米TechTargetのギークの一人は語る。こうした背景が、米TechTargetのギークが毎年選定している「ギークへの“最高の贈り物”リスト」の選定に反映されている。
COVID-19のパンデミックのさなか、ギークは総じて出張を控えてきた。浮いた出張費は、モバイルデバイスや周辺機器を買い替えるための予算になり得る。米TechTargetのギークは、こうした予算をこぞってApple製デバイスの購入に費やした。ノート型デバイス「MacBook」、タブレット「iPad」、スマートフォン「iPhone」、スマートウォッチ「Apple Watch」、イヤフォン「AirPods」、スタイラスペン「Apple Pencil」などだ。
Appleデバイスは、決して安価ではない。MacBookのハイエンド版「MacBook Pro」の中でも特に人気がある、SoC(統合型プロセッサ)「M1」搭載の「14インチMacBook Pro」は、Appleの米国公式サイトでは1999ドルからだ。
主要なAppleデバイスを既に幾つも持っているギークへの贈り物選びは、実に悩ましい。特に頻繁に旅行するギークは、耳にかぶせるオーバーイヤー型のヘッドフォン「AirPods Max」(Appleの米国公式サイトで549ドル)といった、比較的“玄人好み”の周辺機器に魅力を感じる可能性がある。「ノイズキャンセリングの精度が常軌を逸している。飛行機での移動がこれまでとは違う体験になる」。あるギークはAirPods Maxをこう絶賛する。
予算が少なくても心配は要らない。主要なAppleデバイスには、比較的安価なサードパーティー製周辺機器が豊富にある。頻繁に外出するギークの間での人気アイテムとして、外出先でもAppleデバイスを充電できる「モバイルバッテリー」が挙げられる。例えば、あるギークが推奨するApple Watch向けモバイルバッテリーは、米国のEコマースサイトでは20ドル強で購入できる。Apple製以外のデバイスで利用可能なモバイルバッテリーにも、幅広い選択肢がある。
第2回は、Apple製ではないモバイルデバイスの贈り物候補を紹介する。
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