スペインの銀行で活躍する「仮想アシスタント」 返答できる問い合わせは?金融機関が進める業務効率化【前編】

スペインの金融機関CaixaBankが人工知能(AI)技術を搭載する仮想アシスタントを導入した。この導入で同行の顧客応対はどう変わったのか。

2023年03月22日 05時00分 公開
[Karl FlindersTechTarget]

関連キーワード

業務改善 | 顧客満足 | 機械学習


 スペインの金融機関CaixaBankが、顧客向けの質問応答システムとして人工知能(AI)技術を搭載する仮想アシスタントを導入。約400万人の顧客が利用している。仮想アシスタントの導入で何ができるようになったのかを紹介する。

仮想アシスタントが即座に返答

 CaixaBankが導入した仮想アシスタントは、同行の顧客がインターネットバンキングを利用するためのアプリケーションおよびWebサービス「CaixaBankNow」に組み込まれている。同行によると、顧客からの問い合わせは音声入力や文字入力で寄せられ、仮想アシスタントは1日平均5万件の問い合わせに即座に応対している。主な問い合わせは以下の通り。

  • 同行の商品やサービスの特徴、商品の購入方法に関する質問
  • CaixaBankNowのパスワード再設定依頼
  • 同行支店への来店予約
  • 残高や入出金状況の照会
  • カードの利用停止手続き
  • スペインのモバイル決済システム「Bizum」を使った送金方法

 後編は、CaixaBankが顧客応対以外の用途に仮想アシスタントを活用している例を紹介する。

Computer Weekly発 世界に学ぶIT導入・活用術

米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news079.jpg

狙うは「銀髪経済」 中国でアクティブシニア事業を展開する企業とマイクロアドが合弁会社を設立
マイクロアドは中国の上海東犁と合弁会社を設立。中国ビジネスの拡大を狙う日本企業のプ...

news068.jpg

社会人1年目と2年目の意識調査2024 「出世したいと思わない」社会人1年生は44%、2年生は53%
ソニー生命保険が毎年実施している「社会人1年目と2年目の意識調査」の2024年版の結果です。

news202.jpg

KARTEに欲しい機能をAIの支援の下で開発 プレイドが「KARTE Craft」の一般提供を開始
サーバレスでKARTEに欲しい機能を、AIの支援の下で開発できる。