IT業界には「Java」に対する誤解が幾つかある。かつて「Javaでは難しい」と見なされていたことや、他のプログラミング言語との違いを紹介する。
開発者の間には、プログラミング言語および開発・実行環境「Java」にまつわる固定観念が存在する。私が初めてJavaプログラミングをしたとき、そのような誤解は解消された。Javaから得た11個の教訓のうち、5つ目と6つ目を紹介する。
「REPL」(Read-Eval-Print Loop)は対話的なプログラム開発・実行環境だ。「Java 9」は、REPLによるプログラミングを可能にする機能「JShell」を導入した。開発者はJShellを使うことで、プログラム開始時に実行されるメソッド(処理)である「main」を持つJavaアプリケーションよりも、少ない行数でソースコードを記述できる。JShellは、初めてJavaのソースコードを書くのに適している。
プログラミング言語やクエリ言語の中には、大文字と小文字を区別しないものがある。例えば「BASIC」「SQL」などだ。一方でJavaは大文字と小文字を区別する。Javaではメソッドやプロパティ(設定値)、クラス(変数とメソッドの集合)の大文字と小文字を間違えてはいけない。間違えた場合、ソースコードをコンパイル(実行可能ファイルに変換)できなくなることがある。
第4回は、7〜9つ目の教訓を紹介する。
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