開発者の中には「Java」の機能や文法を誤解している人がいる。Javaでアプリケーション開発をすると気付く、Javaの“真実の実力”を取り上げる。
プログラミング言語および開発・実行環境「Java」でのアプリケーション開発に対して、良くない印象を抱いている開発者がいる。これらの“誤解”を覆す、私が初めてJavaに触れた際の11個の教訓のうち、3つ目と4つ目を紹介する。
Javaはさまざまな出力方法を提供する。プログラミングの初歩である「Hello World」という文字列を出力するプログラムであれば、以下のように出力方法の豊富な選択肢がある。
スクリプト(簡易プログラム)言語「Python」では、スペースが重要な意味を持つ。こうした言語では、例えば「2つのスペース」の代わりに「3つのスペース」または「2つのタブ」を使うと、プログラムが正しく動作しないことがある。
Javaはスペースにこだわらない。Javaプログラムの開発者は、タブやスペース、改行などを自由に使うことができる。同僚の開発者によるソースコードの成形方法が気に入らなければ、リンター(ソースコードを解析して、文法的なエラーやスタイルの問題を見つけるツール)を使って自分の基準で成形するとよい。
第3回は、5つ目と6つ目の教訓を紹介する。
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