出張に持参するなら、デバイスはなるべく小型軽量だとうれしいものだ。出張の達人がある店で“運命的な出会い”をした、「小型軽量」「安価」「機能が必要十分」なデバイスとは。
筆者は頻繁に出張をする。世界各地でIT関連のカンファレンスやシンポジウム、研修旅行、記者会見が開催されており、筆者のような技術ライターはこうしたイベントによく参加するためだ。
閑散期の夏だからこそ、今後のカンファレンス参加や出張に備えて装備を見直すのが賢明だ。そこで本連載は、機内持ち込み用キャリーケースに常時詰め込んでおきたいガジェットを紹介する。どれも筆者が、旅行や出張のお供として持参してきたお薦めのアイテムだ。
さまざまなイベントに大画面のノートPCを持っていくたび、ネットブック(主にインターネットに接続して作業するための、小型軽量で安価なノートPC)がさっぱり普及しなかったのを残念に思っていた。Appleの「MacBook Air」ほど高額ではなく、必要十分な機能を持つ、小型のノートPCがあったらどれほど便利だろうか――とつくづく感じていた。
そうしたある日、筆者が会員制スーパーマーケットBJ's Wholesale Clubの中を歩いていると、Acerの「Acer Chromebook 311」がたったの130ドルで売られていた。思わず2台購入した。
Acer Chromebook 311はノート型デバイス「Chromebook」であり、GoogleのクライアントOS「Chrome OS」を搭載する。Chrome OSには“デスクトップ”というものがないことに慣れるまで、少し時間が掛かる可能性はある。しかしワープロソフトウェア「Googleドキュメント」、メールサービス「Gmail」、Webブラウザ「Chrome」といった、Googleのサービスやアプリケーションをよく使う人なら、Acer Chromebook 311でできることはたくさんある。メールをeml形式でバックアップしてUSBメモリに保存すれば、そのバックアップデータをPCのメールクライアントで使うことも可能だ。
Acer Chromebook 311のバッテリー駆動時間はそれほど長くないが、購入してすぐに出張時の定番アイテムとなった。次はCPUの処理速度がもう少し速いマシンを買うつもりだ。
第2回は、2つ目のガジェットを紹介する。
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