AI生成コンテンツを見分けられるか?【第7回】
生成AIの「完璧な文」に隠れている何か変な“違和感”の正体
AIモデルが生成したコンテンツは、一見人すると間が作成したかのようだ。どのようなポイントに注意すればAI製だと見分けることができるのか。
テキストや画像などを自動生成するAI(人工知能)技術「生成AI」(ジェネレーティブAI)をビジネスで活用する動きは、今後さらに広がる見込みだ。生成AIが出力したコンテンツには、情報の不正確性や著作権侵害などのリスクがある。そのため、コンテンツがAIモデル製なのかどうかを判別できることが欠かせなくなる。
コンテンツを生成したのが人間なのかAIモデルなのかを判別するには、「AIコンテンツ検出ツール」を使うことができる。ただし、AI製コンテンツを判別するツールはまだ発展途上にあるため、人間の経験や直感を用いて見分けた方がよい場合もある。AIモデルが生成したコンテンツを見分ける7つのポイントのうち、残り4つを紹介する。
注視すれば分かる「生成AIの違和感」の正体
併せて読みたいお薦め記事
連載:AI生成コンテンツを見分けられるか?
- 第1回:「AI製なのかどうか」を人間にはもう見破れない現実
- 第2回:それ、AI製? 人には判別不能でも「検出ツール」なら見破れるのか
- 第3回:AIチェッカーに「自筆」と「AIポエム」を判別させたら面白い結果に
- 第4回:AI検出は「ChatGPTの文」をどこまで見抜けるのか? 複数ツールで試してみた
- 第5回:「生成AI」対「AIコンテンツ検出ツール」 勝ったのはどっち?
- 第6回:生成AIが書いた「きれいな文」に混入する“AIのわずかな痕跡”はこれだ
「生成AI」の関連記事
4.誤った文法や句読点
一般的にコンテンツは、公開前に文法や誤字脱字の確認プロセスを経るため、そこでほとんどの間違いは取り除かれる。文法や句読点位置に誤りがあったり違和感があったりする場合、そのコンテンツはAIモデルが生成した可能性がある。
5.情報の不正確さ
AIモデルが生成したコンテンツと同様、人間が作成したコンテンツにも、誤った情報や欺瞞(ぎまん)的な表現が含まれる可能性がある。一方で、人間は誤りをごまかすのが得意だが、AIモデルは人間よりも不器用なため、間違いが分かりやすい可能性がある。
6.引用情報の不足
信頼できる引用情報が不足している場合、AIモデルが生成したコンテンツである可能性がある。特に、引用源としてオンラインコンテンツにリンクしている場合は注意すべきだ。
7.個性の欠如
裁判の準備書面など、事実に即した簡潔な文体で記載されるコンテンツについては、個性的であるかどうかは判断要素として適さない。例えば新聞の社説のように、特定の考えや人物の性格が反映されるタイプの文章には人間的な要素が入り込むため、その有無が判断基準となる。
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