「Windows 10」のサポート終了後も同OSを使い続ける必要がある場合は、安全に利用を継続するための方法を検討しておこう。Microsoftが公式で提供する方法とは。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 10」をサポート終了後も使い続けるのであれば、安全に利用を継続する方法を検討しておく必要がある。Microsoftが公式で提供するWindows 10の延命策には、主に3つの方法がある。以降でどの方法が適切なのかを確認しておこう。
Windows 10のサポート終了日(EOS)である2024年10月14日までにWindows 11に移行できない組織を対象に、Microsoftは「拡張セキュリティ更新プログラム」(ESU:Extended Security Uupdate)を提供する。通常はWindowsのEOSが来るとMicrosoftから更新プログラムを受け取ることはできなくなるが、ESUを契約すればセキュリティ更新プログラムを追加で受け取ることが可能になる。
更新プログラムの配信が止まるとセキュリティ面の脆弱(ぜいじゃく)性や欠陥を修正できなくなるので危険だ。EOS後も当面はWindows 10を使う必要があるのであれば、ESUの利用を必ず検討するようにしよう。
ESUは、Windows 10のEOSから最長3年間受け取ることができる。ESUを利用するための方法は3つある。自社が採用している管理方法に応じて選択する必要がある。
MicrosoftはESUの料金について1年目はデバイス1台当たり61ドルになると発表している。クラウド型の適用方法を選択すると、1年目は1ユーザー当たり25%割引の料金(45ドル)でESUを利用できる。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
エンタープライズ向け技術は、Linuxを中核に据え、オープンソースで動作しているものが多い。しかし近年、一部のベンダーが契約による囲い込みを強めており、ベンダーロックインのリスクが高まっている。安定したLinux運用を実現するには?
ITサービスへの要求は年々増大しており、その対応を手作業でカバーするには限界がある。そこで導入されるのがITSMツールだが、特に自動化機能には注意が必要だ。自社に適した運用自動化や作業効率化を実現できるのか、しっかり吟味したい。
業務効率を高めて生産性を向上させるために、多くの企業がITシステムの導入を進めている。しかし、自社の業務に合わないITシステムを導入してしまっては、逆に生産性が低下する可能性も高い。この問題をどう解決すればよいのだろうか。
世界中で広く利用されているChromeブラウザは、業務における重要なエンドポイントとなっているため、強固なセキュリティが必要となる。そこでChromeブラウザを起点に、企業が安全にWebへのアクセスポイントを確立する方法を紹介する。
Google Chromeの拡張機能は生産性の向上に不可欠な機能であり、ユーザーが独自にインストールできる一方、IT管理者を悩ませている。ユーザーデータを保護するためにも、効率的な運用・監視が求められるが、どのように実現すればよいのか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。