この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は、この一連の連載で主役となる「SDN」の登場経緯から派生技術までを解説する。
やっと注目のキーワード「SDN」(Software Defined Network)にたどりついた。SDNの解説は、TechTargetジャパンでも土居昭夫氏の「1回で分かる:『SDN』の基本、主要ベンダーの動向をマップで押さえよう」を既に掲載しているが、ここではさらに基本的なところから説明を始めよう。
スイッチ類が、OpenFlowの導入でソフトウェアから自由に構成を変更できるようになったことは、この連載の第2回(『OpenFlow』編──その実力以上に期待されてしまった救世主)で紹介した。
ただし、OpenFlowは「自由に構成を変える」ためのツールであり、「最適な構成にしてくれる」ためのツールではない。ここでいう「最適」というのは、ユーザー企業の環境や用途、目的で異なってくる。そのため、OpenFlowを導入してもなお、人手による「最適なネットワークの設計」は必要なままだった。
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IoTという言葉は知っているものの、ビジネスの場でどのように活用すればよいのか分からないという声も多い。こうした声に応えるべく、IoTの基本的な概念から、IoTデバイスの選定・導入時に押さえておきたいポイントまでを解説する。
DXやIoTという言葉は知っているものの、それが何を意味し、ビジネスの現場にどのように採り入れられているのか分からないという声は意外と多い。そこで、DXとIoTについて、基本知識から実現方法まで詳しく解説する。
インターネットVPNサービスの市場規模は増加傾向にあるが、パフォーマンスやセキュリティなどの課題が顕在化している。VPNの利用状況などのデータを基にこれらの課題を考察し、次世代インターネットVPNサービスの利点と可能性を探る。
ネットワークに関して、「環境の構築・運用管理に手間やコストがかかる」などの課題を抱える企業は多い。そこで注目されているのが、1つのプラットフォームによる管理で運用負荷低減やトラブル対応効率化を実現するソリューションだ。
現代のネットワークには組織ごとに多彩なニーズが求められる。それらに応えるためのネットワーク環境を構築するには大きな手間がかかる。本資料では仮想化技術の採用でマルチテナント型の高速ネットワーク環境を構築した事例を紹介する。
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