この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は、VLANの泥沼から抜け出すために登場した「OpenFlow」について復習する。
前回は、VLANでネットワークを仮想化したら泥沼になった歴史的経緯を紹介した。この泥沼から抜け出すために登場した技術が「OpenFlow」だ。そのOpenFlowを前提にSDNという概念が登場するまでの事実関係を振り返ってみよう。
OpenFlowそのものはTechTargetジャパンでも三木 泉氏の連載「OpenFlow/SDN、誤解の構造」や「OpenFlow」ホワイトペーパー一覧をはじめ、多くの記事を掲載している。
ただ、これらの記事ではOpenFlowを知っていることを前提に、そこに関連した誤解を解く構成なので、OpenFlowについて理解が進んでいない場合は少し分かりにくいかもしれない。そこで、この記事では「OpenFlowって何?」というところから復習し、その上で、OpenFlowが登場した目的とその限界を把握し、それから、SDNがなぜ登場したのかを紹介してみたい。
ネスプレッソ幹部に聞く「マーケティングとサステナビリティーは両立可能か?」
Marketing DiveはNespresso USAでマーケティング担当バイスプレジデント兼サステナビリテ...
生成AI活用の成否を決める「プロンプトエンジニアリング」 知っておくべきポイントとは?
マーケティング領域で進む「AIシフト」に取り残されないため、どうすればいいのか。今回...
マーケティングを「リアルタイム」に進化させるために何から始めればいい?
2024年9月に米ラスベガスで開催されたBrazeの年次イベント「Forge 2024」の会場で、同社...