2016年03月31日 08時00分 公開
特集/連載

「OpenFlow」編──その実力以上に期待されてしまった救世主大原雄介の「最新ネットワークキーワード」【第2回】(1/2 ページ)

この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は、VLANの泥沼から抜け出すために登場した「OpenFlow」について復習する。

[大原雄介,著]

 前回は、VLANでネットワークを仮想化したら泥沼になった歴史的経緯を紹介した。この泥沼から抜け出すために登場した技術が「OpenFlow」だ。そのOpenFlowを前提にSDNという概念が登場するまでの事実関係を振り返ってみよう。

 OpenFlowそのものはTechTargetジャパンでも三木 泉氏の連載「OpenFlow/SDN、誤解の構造」「OpenFlow」ホワイトペーパー一覧をはじめ、多くの記事を掲載している。

 ただ、これらの記事ではOpenFlowを知っていることを前提に、そこに関連した誤解を解く構成なので、OpenFlowについて理解が進んでいない場合は少し分かりにくいかもしれない。そこで、この記事では「OpenFlowって何?」というところから復習し、その上で、OpenFlowが登場した目的とその限界を把握し、それから、SDNがなぜ登場したのかを紹介してみたい。

鍵は物理的制御と管理ソフトウェアの分離

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news041.jpg

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10
コロナ禍によりオンラインショッピングが拡大する中、Eコマース構築プラットフォームが好...

news122.jpg

コロナ禍の旅行と“情報”について――JTB調査
旅マエ、旅ナカの情報収集で活用されるのは「旅行会社やOTAサイトの旅行情報」「旅行口コ...

news057.jpg

データドリブンで設定された目標だから組織が一体となれば必ず達成できる 逆に組織がバラバラだと……
今回は、データドリブン経営を指揮するGTM(Go To Market)チームの変遷を振り返りつつ、...