イーサネットスイッチ「ApresiaLight」シリーズの新製品として、ループ防止機能、EAP透過機能を備えたノンインテリジェントスイッチ「ApresiaLight 116」と「ApresiaLight 108」を6月5日より販売する。
日立電線は6月4日、イーサネットスイッチ「ApresiaLight」シリーズの新製品として、ノンインテリジェントスイッチ「ApresiaLight 116」と「ApresiaLight 108」を発表した。6月5日より販売を開始する。
同社では、Apresiaシリーズに比べて機能を絞り込み価格を抑えたApresiaLightシリーズを2005年より販売。これまでインテリジェントスイッチである「ApresiaLight200」シリーズを販売していたが、誤接続によるパケットのループ防止機能、上位の認証スイッチと配下の端末間でIEEE 802.1X認証を可能にするEAP(Extensible Authentication Protocol)透過機能を備えながら、よりコストを抑えたノンインテリジェントスイッチの2機種を開発した。
ApresiaLight 116は、幅約265ミリ×奥行き約160ミリと、長方形の本体に16個の10BASE-T/100BASE-TXのダウンリンクポートを実装。ApresiaLight108は、幅約195ミリ×奥行き約119ミリのコンパクトな本体に8個の10BASE-T/100BASE-TXのダウンリンクポートを実装している。
同社では、Apresiaシリーズに加えApresiaLightシリーズのラインアップを強化することで、エンタープライズ向けイーサネットスイッチにおけるシェア拡大を図るとしている。
ApresiaLight 116 | ApresiaLight 108 | |
---|---|---|
インタフェース | 10BASE-T/100BASE-TX × 16 | 10BASE-T/100BASE-TX × 8 |
電源 | 100VAC 50/60Hz | 100VAC 50/60Hz |
消費電力 | 6.3W以下 | 5.9W以下 |
概算質量 | 1.3kg | 0.71kg |
外形寸法 | 265(W)×160(D)×45(H)mm | 195(W)×118.5(D)×39(H)mm |
動作温度 | 0~40度 | 0~40度 |
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