HTTPパケットヘッダから重要なトラブルシューティング情報を抽出するのに役立つ「WFetch」の使い方を紹介する。
「HTTPエラーコード入門 PART1 HTTPステータスコードの意味」では、エラーコードを調べることによってHTTPエラーの原因を推定する方法について説明した。しかしエラーコードをチェックするだけでは不十分な場合もある。今回は、「WFetch」というツールを使ってHTTPエラーのトラブルシューティングを行う方法を紹介したい。
WFetchとは何かを理解するには、HTTPエラーが生じたときにInternet Explorerはそのエラーに関して知っていることをすべて表示するのではなく、Microsoftの世界で「フレンドリーエラーメッセージ」と呼ばれているものを表示するだけであることを理解する必要がある。フレンドリーエラーメッセージは問題の解決にあまり役に立たないかもしれないが、HTTPリクエスト/応答パケットには貴重な情報がたくさん含まれている。
WFetchは、Internet Information Services(IIS)6.0 Resource Kitの一部だ。このツールは、HTTPパケットヘッダから重要なトラブルシューティング情報を抽出するのに役立つ。IIS 6.0 Resource KitはMicrosoftのダウンロードセンターからダウンロードできる。
IIS 6.0 Resource Kitをダウンロードしてインストールしたら、Windowsの「スタート」ボタンをクリックし、「すべてのプログラム」→「IIS Resources」→「WFetch」→「WFetch」コマンドを選択することによってWFetchを起動できる。WFetchが起動すると、以下のような画面が表示される(図A)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...