単一のライセンスキーによって、エンバカデロから提供されている開発ツールを最大で18種類利用できる。
エンバカデロ・テクノロジーズ(以下、エンバカデロ)は3月4日、オンデマンド開発ツールセット「Embarcadero All-Access」(以下、All-Access)の国内提供を開始した。All-Accessは単一のライセンスキーによって、エンバカデロから提供されている開発ツールを最大で18種類利用できる。ユーザーは必要に応じて、ツールをネットワーク経由でダウンロードして利用する。All-Accessで利用できる開発ツール群は、以下の通り。
All-Accessで利用できる開発ツール | |
---|---|
CodeGear開発ツール | Delphi、C++Builder、Delphi Prism、JBuilder、3rdRail |
設計・アーキテクチャツール | ER/Studio、EA/Studio、Schema Examiner |
データベース管理・モニタリングツール | DBArtisan、Rapid SQL、Change Manager |
チューニング・パフォーマンス | Performance Center、DB Optimizer |
また、All-Accessでは開発ツールを起動する際には「InstantOn」機能によって、インストール作業をすることなく、ローカルまたはネットワーク経由にてワンクリックで実行できる。
All-Accessには、4つのアクセスレベルが用意されている。アプリケーション開発者向けの「Bronze」、DB開発者向け「Silver」、データモデリング機能も利用できる「Gold」、すべての製品が利用できる「Platinum」の4つで、ユーザーが利用する開発ツールに応じて選択できる。
エンバカデロでは、All-Accessの主な利用シーンとして、アーキテクトやプログラマー、QAエンジニアなどの複数の役割を1人で兼務するエンジニアや、複数のプロジェクトを抱える部門、企業全体での利用、オフショアを含む複合的なチームプロジェクトなどを想定しているという。そのためのオプションとして、以下の3種類の導入形態が用意された。
All-Accessの販売価格は37万8000円からで、既存の製品ユーザーにはアップグレード価格として、27万7200円から提供される(いずれも税込み)。各製品のラインセンスを永続的に保持し、初年度の年間メンテナンス費用が含まれている。また、すべての製品に対するアップデートやバージョンアップなども含まれており、今後All-Accessに追加されるすべての製品を保有レベルに応じて利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
開発と運用を一体化するというDevOpsにセキュリティを組み込んだDevSecOps。この手法を活用して、セキュアかつレジリエントなアプリケーションを開発するためにはどうすればよいのか。実践的な5つのベストプラクティスを紹介する。
DX推進のため、レガシーシステムの刷新を検討する企業は多いが、当時の担当者が退職している、ドキュメントがないなどの理由から難航するケースが後を絶たない。そこで注目される解決策が、生成AIを活用したリバースエンジニアリングだ。
ソフトウェアテストは生成AIと相性の良い領域の1つだ。脆弱性の洗い出しやテスト設計・実行の自動化など、さまざまな工程で改善が期待できる。ただ、問題となるのが、その推進役となるAI人材の不在だ。どのように人材育成すればよいのか。
コンテナイメージのファイルサイズ削減は、コンテナの軽量化・高速化をもたらし、クラウドコストの最適化に貢献する。削減を実現する鍵となるのが、ベースイメージの選定にある。本資料では、主要なベースイメージの特徴を解説する。
掲示板に1日数万件の投稿があり、不適切コメントが見逃されるなどの課題があったある企業。この現状を打破すべく導入されたのが、大手クラウドベンダーが提供する生成AIの基盤モデル活用サービスだ。その効果や、運用の秘訣を紹介する。
なぜ、「kintone」が大企業の「Fit to Standard」に効果的なのか (2025/3/7)
ノーコードは、負の遺産であるアナログ業務をなくせるのか (2024/11/12)
手間もコストもかかるGUIのテストはどうすれば自動化できるのか (2024/6/4)
「システム内製化」が失敗しがちなのはなぜ? “従来のやり方”では駄目な理由 (2024/5/15)
金融機関のモダナイゼーション 最適解に導くには (2024/3/29)
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...