開発者のためのWindows Azure入門MicrosoftのクラウドOS

Windows Azureについて開発者が知っておくべき基本的なポイントを紹介する。

2009年04月01日 08時00分 公開
[Ed Tittel,TechTarget]

 2008年10月、Microsoftは「Windows Azure」を華々しくデビューさせた。それ以来、このOSは多くの人々の関心と好奇心を集めてきた。

 Windows Azureとは何であり、それがどのように動作するのかを分かりやすく解説しているのが、マニュバー・ダース氏のChannel 9のビデオ「Introducing Windows Azure」だ。

 この40分近いビデオの中で、ダース氏はWindows Azureのアーキテクチャと基盤技術、そして同OSを利用する方法について懇切丁寧に解説している。Windows Azureの本質、そしてそれが企業と開発者にどのような意味を持つのかについて、これほど明快に説明しているサイトはほかに見当たらないと思う。

 Windows Azureのコンセプトは、拍子抜けするくらいシンプルだ。これは一種の「クラウド用OS」だとダース氏は表現する。WindowsのようなOSがデスクトップに対して行うのと同じことを、Azureはデータセンター内で管理されたサーバプールに対して行う。Azureの実体とその機能を詳細に調べていくと、以下の事実が浮かび上がってくる。

Windows Azureは、分散したソフトウェアコンポーネントの単純な集合の上に置かれる

 各コンポーネントはWindowsをベースとする。これらのコンポーネントとしては、サービスの登録、スケジューリング、管理といった機能を処理する「ファブリックコントローラー」や、プール内の個々のサーバ上で動作する「エージェント」などがある。エージェントの役割は、物理サーバ上の仮想マシン内での「ユーザーコード」(クラウドベースのサービス)のスケジューリングと実行だ。

Windows Azureをベースとするサービスのコードは、個々のサーバ(実際は仮想マシン)上で堅固かつスケーラブルに動作しなければならない

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