富士通と富士通長野システムエンジニアリングは、製造業向け統合設計情報管理システム「PLEMIA M3」シリーズに、構想設計の支援機能とデータ管理機能を追加した。3月1日より提供を開始する。
富士通と富士通長野システムエンジニアリングは2月1日、製造業向け統合設計情報管理システム「PLEMIA M3」シリーズに、製品開発時の構想設計を支援する新機能を追加したと発表した。3月1日より提供を開始する。
製品の全体構想を検討する「構想設計」は、製品の部材/保守コストの大部分を決定する重要な段階だ。しかし、現状では多くの企業が設計に関する情報(不具合対策、テストデータ)の共有や参照の仕組みが不十分であるため、個人の経験値で検討を行うことが多く、過去資産の検証やノウハウを活用しきれていないという。
新機能では、製品開発にかかわる要求機能/仕様、設計者負担、設計プロセスをPLEMIA M3上で一元管理するほか、過去の製品開発で発生した不具合に関する対策、強度の検証が可能。設計ミスによる手戻りの削減や部品の共通化がスムーズに進み、新製品設計時の構想段階から製品コストの削減、品質の向上を支援する。
なお、両社ではPLEMIA M3で扱うデータの管理機能「PLEMIA M3/EDM」も別途用意。データの全文検索や関連データのリアルタイム表示、タブ機能などが可能で、業務効率を向上するとしている。
価格は新機能搭載のPLEMIA M3シリーズが360万円。「PLEMIA M3/EDM」が276万円。既にPLEMIA M3を導入しているユーザーで新機能を追加する場合は160万円となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...