双日の北米、南米の約40社を連結するシステムに「DivaSystem」が採用された。双日本社へのサブ連結の処理に利用していて、従来の方法と比べて作業期間が約半分になったという。
ディーバは7月7日、大手商社、双日の米国法人であるSojitz Corporation of America(以下、双日米国)が連結会計システム「DivaSystem」を導入したと発表した。双日米国は同社の2009年12月期決算からDivaSystemを利用している。
双日米国は北米、南米の約40社のグループ会社を統括する法人。グループ会社の連結処理を行い、双日本社にサブ連結として報告している。サブ連結とは地域や業務ごとにグループ分けして連結処理を行い、親会社に報告する形態をいう。
双日本社では2004年にDivaSystemを導入し、国内外500社の連結決算を行ってきた。双日米国はこれまでの双日本社への報告業務などでDivaSystemに慣れていること、親会社と同じシステムを使うことで報告業務が簡素化できることなどからDivaSystemの採用を決めた。DivaSystemは2009年に英語化されている。
DivaSystemの導入によってデータ精度が向上。報告資料の作成が容易になり、連結決算業務が効率化できたという。これまでの方法に比べるとセグメント別連結精算表完成までの期間が半分に短縮できたとしている。
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