IPv4アドレスの枯渇が迫る中、これまでに試みられてきたIPv4とIPv6の橋渡しするソリューションを2回にわたって紹介する。
パブリックなIPv4アドレス空間は2年以内に確実に枯渇するはずだ。奇跡が起こり、インターネットを草創期から使ってきた組織がクラスAネットワークをパブリックプールに返却すれば、話は別だろう。だがそれでも、この避けられない枯渇が数カ月か数年、先延ばしされるにすぎない。では、IPv4からIPv6への移行はどうなっているのか。
これまでの所、インターネットのエコシステム全体が、IPv4アドレスの枯渇という差し迫った危機を見事に無視している。大手キャリアによるIPv6サービスの展開は、需要がないため、なかなか進んでいない。ローエンドの顧客宅内機器(CPE)やモバイルデバイスのメーカーは、IPv6が存在しないかのようなふりをしている(例えば、IPv6をサポートしているUMTS方式のモバイルデバイスは、Symbianベースの携帯電話しかない)。
また、ほとんどのコンテンツプロバイダーは、IPv6が何かも知らないだろう。もちろん、Googleなど大手のコンテンツプロバイダーは例外だ。訪問者を1人でも逃さないために、IPv6への移行開始をはじめ、Googleはあらゆる必要な措置を早急に講じるだろう。
今われわれが直面しているのは、次のような厳しい現実だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...