独自の調査結果を基に、中堅・中小企業のクラウド活用におけるセキュリティ課題とその解決策を明らかにする。
昨今では毎日のように「クラウド」というキーワードを見聞きするようになった。ITを自ら所有せずに利用するという新しい形態は厳しい経済環境下にあるユーザー企業にとって魅力的な選択肢であるといえる。
だが、一方で注意すべき点も多々ある。「所有しない」ということは自社の情報処理システムを何らかの形で外部に預けることを意味する。そこで生じるのがセキュリティに関する懸念だ。クラウドを活用する際は「自ら所有せず他者に預ける」ことに起因するセキュリティ課題を避けて通ることはできない。そこで本稿ではクラウド活用において留意すべきセキュリティの課題とその解決について考えていくことにする。
【第1回】調査結果から見る中堅・中小企業のクラウドセキュリティに対する懸念
【第2回】クラウド活用時に考慮すべき7つの課題とその対策~認証・暗号化編~
【第3回】クラウド活用時に考慮すべき7つの課題とその対策~仮想環境の保護・脆弱性対策編~
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PPAPのセキュリティリスクが指摘される中、「脱PPAP」の動きが加速している。その手段としては、「クラウドストレージを使う方法」「添付ファイル分離サービス」「TLS確認」3つが主に考えられるが、それぞれどのような特徴があるのか。
多くの企業が、パスワード付きZIPファイルとパスワードをメールで別送する手法(PPAP)の代替手段を模索している。そこで本資料では、代表的な3つの手法の中から「TLS確認機能」のメリットを詳しく解説する。
量子コンピュータの実用化が迫る中、既存の暗号化技術の脆弱性が危惧されるようになってきた。こうした中、量子脅威への対策として注目されるのが、「ポスト量子暗号(PQC)アルゴリズム」だ。その特長と、導入に向けた注意点を解説する。
機密データを高度なセキュリティ環境で管理することは、多くの企業にとって重要な課題になっている。その実現方法として、暗号化鍵による管理が注目されている。管理負担を軽減しながら暗号化鍵の管理を実現するにはどうすればよいのか。
量子コンピュータの実用化は、暗号化によるデータ保護にとって重大な脅威となりかねない。その時代を前に、量子コンピューティングによる攻撃にも耐えることが可能な新たなアルゴリズムに移行する必要がある。そのための方法を探る。
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