中堅・中小企業向け製品群のエントリーモデル「VNXeシリーズ」2機種の提供を開始。4社の販売パートナーと共に同市場におけるマーケットシェアの拡大を目指す。
EMCジャパンは4月11日、SMB市場(中堅・中小企業)向けストレージ製品群のエントリーモデルである「VNXeシリーズ」の「EMC VNXe3100」(以下、VNXe3100)、「EMC VNXe3300」(以下、VNXe3300)2機種の販売を開始した。同社の販売ディストリビュータパートナーである大塚商会、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、ネットワールドの4社から提供される。
VNXe3100はシングルまたはデュアルの2つコントコーラー構成を選択でき、最大搭載ドライブ数が96、最大データ容量は192Tバイト(最大LUNは256)。VNXe3300はデュアルコントローラーで最大搭載ドライブ数が120、最大データ容量は240Tバイト(最大LUNは256)。VNXeシリーズではデータの重複排除や圧縮、シンプロビジョニングなどの機能を組み合わせることで、企業内に乱立するファイルサーバを集約するファイルサーバ統合や、SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)を集約するストレージ統合を支援する。
また、VNXeシリーズでは運用管理作業を簡素化できる管理ソフトウェア「EMC Unisphere」を搭載している。同社によると、EMC Unisphereを利用することで、ストレージにあまり慣れていないIT管理者でも運用・プロビジョニング(割り当て)や保護設定などを容易に実施できるという。さらに、これまで専門知識が必要だったVMware、Hyper-V、Microsoft Exchangeなど、アプリケーションごとのウィザードを提供し、その設定作業を簡素化できるとしている。VNXe3100の販売価格は、99万7500円から(税込み:シングルコントローラー、300Gバイト SASドライブ6本搭載の場合)。
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