災害復旧計画を策定する前に、RTOとRPOを決定せよディザスタリカバリ計画のファンダメンタルズ:テストの基礎的要件

策定した災害復旧計画の妥当性を確認するために必要不可欠な要素。それは、災害復旧のプロセス全体を包括するテストだ。

2011年05月30日 08時00分 公開
[James Damoulakis,TechTarget]

 災害復旧(DR)計画を成功させるために欠かせない基盤の1つが、事業の要求定義を理解することだ。会社が必要とするものは何か。そして機能とコストの観点から、それらのニーズに対応することは可能か? そのパフォーマンスを図る重要な数値となるのが、目標復旧時間(RTO)と目標復旧地点(RPO)だ。簡単に説明すると、RTOはオペレーションを復活させるまで(データ復旧だけではない)の最長許容時間であり、RPOはデータ損失の最大許容範囲だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news119.jpg

スマホ時間の奪い合い「利用者増えても、利用時間は減少」 唯一の勝者は?
データマーケティング支援のGlossomは、「スマートフォンでのメディアとコマースの利用に...

news100.jpg

生成AI時代のコンテンツ制作の課題 アドビが考える解決法は?
求められる顧客体験はますます高度になる一方で、マーケターのリソースは逼迫している。...

news067.jpg

「イカゲーム」とコラボ ジョニーウォーカーが黒ラベルを“緑”に もしかして、これって……?
世界的な大ヒットとなったNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」のシーズン2公開が近づ...