国産BI「データスタジオ@WEB」が現場業務のための機能に特化するわけBI製品紹介:DTS

「データスタジオ@WEB」は、「第3世代」といわれる最新BI製品を象徴するように簡単操作・安心運用を開発コンセプトとしている。国内約400サイト、約5万数千人のユーザーが活用するBIツールの中身を見ていこう。

2012年03月01日 09時00分 公開
[富永康信,ロビンソン]

基本設計から日本人が日本語で開発した100%Web対応のBI

 ビジネスインテリジェンス(BI)はこれまでも幾度かブームが起こり、少なくとも3回世代交代しているといわれている。第1世代のBIは、データウェアハウス(DWH)に集約したデータを一部の専門家がマーケット分析などに活用するシステムとして普及した。第2世代ではGUIやダッシュボード機能が強化され、KPI(重要業績評価指標)をビジュアルで表現し経営層を納得させるための経営コックピットとして訴求した世代だ。そして現在の第3世代のBIでは、専門家や経営層だけでなく、現場の実務担当者が日常の業務の中でデータを有効活用する段階まで進化してきている。

 DTSの「データスタジオ@WEB」は、まさにこの第3世代を象徴する製品であり、DWHや情報系システムのフロントツールとして注目に値する。その特徴としては、主に次の3つが挙げられるだろう。

 1つは、簡単操作・安心運用を目的に開発されていることだ。プルダウンメニューで条件を選択するだけで、データベースを抽出したり集計したりすることが可能で、企業特有の業務に合わせて日々の分析やリポーティングを効率化できるように設計されている。また、データは100%サーバサイドで処理され、クライアントPCにデータは残らないため情報流出も防止できる。さらに、個人・グループごとに認証や参照権限などを設定できる。誰が・いつ・何を参照したのかがログとして記録されるため、セキュリティ管理を容易に実現できる点も特徴だ。

 2つ目の特徴は、純国産BIのため、日本語による業務適合性を強みにしていることだ。欧米製BIを日本語にローカライズしたものに比べて、基本設計から日本人が日本語で開発している分、日本企業の業務感覚に合ったBIツールになっている。国内に開発拠点があるため、問題が発生した場合の解決までのスピードが速いだけでなく、特別なトレーニングやマニュアルなどを必要とせず使い始められるというメリットも大きい。

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